わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 西林 克彦

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わかったつもり 読解力がつかない本当の原因わかったつもり 読解力がつかない本当の原因
西林 克彦
光文社 刊
発売日 2005-09-20



主張は論理的だが、実行は難しい。 2006-07-02
 模範解答と自分の解答が食い違っていた場合、最も納得のいかない科目が
国語ではないだろうか。この本を通じて、著者はそのメカニズムをわかりや
すく説明している。

 本書で使用されている事例もそこから導き出される結論も徐々に難
しくしてあるので、誰にでも比較的平易に読みこなすことができる。最初
は、簡単な事例から入っているので物足りないと思われる方もあろうが、最
後まで読み通していただくことをお薦めする。



 基本的には著者の主張に納得しているものの、理屈がわかればすぐ
に読解力が飛躍的にアップするかというと、それは難しいと思う。

 ある程度文章を理解するためには、自分の持っている知識・常識を
駆使しなくてはならないのに、ある場面においては、常識が読解の妨げにな
るとのことである。ニュアンスとしてはわかるのだが、常識を使う際のさじ
加減が難しい。


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