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ライフサイクル イノベーション 成熟市場+コモディティ化に効く 14のイノベーション
ジェフリー・ムーア
翔泳社 刊
発売日 2006-05-16
ようこそ、生存競争の世界へ 2006-07-04
本書ほど、「イノベーション」という用語が頻繁に出てくる
書籍はないのではないか?と思わせるほど、徹底してイノベーション
と
市場浸透、製品ライフサイクルを分析しつくした労作です。
コアは、シスコシステムズが事例で、相当深く具体的に分析。
米国ハイテク業界だけにとどまらない数百社の事例を挙げて、
各テーマで分析しつくした本書は、現代の必読書の一つ。
しかし、本書の原題の意味は、最後で明らかになってきます。
イノベーションの分類、意味、意義、ビジネスアーキテクチャ分類
などを経て、後半は、休むことなくイノベーションを繰り返し、
生き残っていく企業が経営資源をいかに再配分するか、です。
ですが、これは、まさしく、過去の成功や体験で生き残ろうと
する経営陣、社員の甘えを許さない、ダーウイン的適者生存、
たゆまぬ競争の世界では、社員の入れ替えもやむなし、つまり
レイオフ、リストラも仕方なし、という、インパクトのある
締めくくりです。
容赦ない市場原理至上主義、資本主義の貫徹の行く末の、
砂漠のような姿をまた本書は描き出してもいます。