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ゆるすということ―もう、過去にはとらわれない
ジェラルド・G. ジャンポルスキー
サンマーク出版 刊
発売日 2006-06
ならぬ堪忍するが堪忍。 2006-07-06
私は母を長い間憎んで来ました。
母が自己啓発セミナーにハマり、私を誘った時、人間として言っては
ならないことを言いました。
言い換えれば私の全人格を否定する言葉を私に投げかけたのがその理
由です。
私の社員寮と母の実家が離れていたことがますます憎しみを増幅させ
ました。
次第に周囲の人達まで悪意を持っているように思え、うつ病になりま
した。
私の「ゆるし」のきっかけは、私が会社をうつ病で解雇され、実家に
戻った時でした。
母は私を暖かく迎えてくれました。
泣きました。
自分の「小ささ」と母の「大きさ」にどうしようもなく泣きました。
本書を読んで「ゆるし」は本質的に自分の重荷を手放すことと理解し
ました。
今はその母と暮らしています。時には喧嘩もしますがおおむね関係は
良好です。
身軽になって伸び伸び生きています。
憎しみを背負って人間は生きていけません。いつか重さに堪えかねて
倒れます。
その事を母と本書が教えてくれました。